子どもが生まれる前、
自分に子どもができたら、こんな風にお世話して、
一緒に遊んで、もし保育園に入れなくても、
家で育児をしながら仕事をすればいい、と考えていました。
ところが、そんなイメージは出産して育児がはじまると、
ガラガラと一瞬で崩れ落ちました。
二宮金次郎ではないですが、
赤ちゃんを抱っこしながら、絵を描いていたことも。
家で育児をしながら仕事するのは、心も体もクタクタ…。
保育園に子どもを預けてお昼ご飯を食べた時、
ちゃんとごはん食べられてるかな?
泣いてないかな?と、子どもを思う気持ちはあったのですが、
自分のペースで、お昼ごはんが食べられて、
「ほっ」と一息つけた事が今でも忘れられません。
なので、そんな大変だった時期を抱えていた経験から、
本を通じて、子育て中やこれからパパママになる方々に、
楽しく子育てできる情報をお届けできたらと思っています。
それが最近の目標。
エッセイ冒頭のイラストは、育児と仕事のはざま時間にしたスケッチ。
睡眠時間がほとんどなかった時代ですが…、
この瞬間は今しかない!と、思って描き残したものです。